大分県の北部、全国でも有数のゆず栽培が盛んな宇佐地域。その高い芳香力は調味料をはじめ香り成分としても使途が非常に広く、中でも魅力的なのがその薬効です。「ゆずが黄色くなれば、医者が青くなる」のことわざ通り、多量のビタミンをはじめクエン酸などなど、肌荒れや冷え性、疲労回復にも効果があると言われています。そのような素材らしい原料を比較的低農薬で栽培したものを、ふんだんに使用したのが小野屋のゆずです。
素材の良さを感じていただきたかったから、濾過は粗めにして果実感を味わっていただき易くし、ボリュームを持たせながらも甘くなり過ぎないように仕上げました。
飲みごたえがあるので、暑い時やお風呂上がりでは炭酸を加えてもおいしく召し上がれます。冬場はリキュールでは少し変わった飲み方ですが、お湯を少し入れるか、ビンの取扱いに気をつけながら燗をつけるのもよいかと思います。ゆずの芳香成分が高く香り、食事をいっそうおいしく引き立ててくれるでしょう。
とにかく新鮮な状態のものを飲んで頂きたいので、鮮度の維持や製造工程に気を使いながら、少量づつの生産を行っています。